結婚して同居し１年、
やっと二人の暮らしのペースが掴めた頃に
今年の春から夫が単身赴任で別居していた。
結婚前から聞かされていて、
（同居期間を確保するため早めに結婚を進めた）
心の準備もできていたし、
最初の一週間こそ寂しさが募ったものの
私は問題なくやれていると思っていた。
お盆休暇とテレワークを合わせて、
この10日間ほど一緒に暮らした。
（普段の帰省は日数が少なく、
「暮らし」ではなく「滞在」だった。）
明らかに、私の状態がちがう。
明らかに、私が笑っている。
明らかに、私に活力がある。
夫の存在に安心をもらい、
何気ない会話の中で笑い、
家事は分担化され、
私が作る野菜中心の食事を
これこれ！と喜んで食べてくれる。
あ、私たち二人じゃないとだめだ。
ハッキリとそう思った。
そして夫の存在に心から感謝した。
（滞在中２回ケンカしたけどね）
そんな夫は転職して（くださり）、
またこの秋から同居が再スタートする。
同居前に気づけて良かった。
同居の日常が当たり前になったら
この気持ちを忘れてしまいそうなので
ここにしっかり残すことにした。
それと同時にもうひとつ気づいたこと。
私は身体は１つだけど、
いくつかの役割分担をしているってこと。
俳優さんが色んな役を演じている感じ。
１人で過ごすときの私＝（仮）リリー①。
夫と過ごすときの私＝（仮）リリー②。
友達と過ごすときの私＝（仮）リリー③。
実家の家族と過ごすときの私＝（仮）リリー④。
にゃんずと過ごすときの私＝お母さん。
職場や社会にいるときの私＝（仮）山田さん。
リリー①②③④は
全てプライベートの私だけど、
それぞれ少しずつ違う。
テンションも態度も対応も。
１人の時間が必要なタイプだし
１人の時間はむしろ大好きだし
休日もリラックスして
にゃんずに囲まれて幸せに
気ままに過ごしていたつもりだけど…
夫は単身赴任＆多忙のため会えても月1。
身近に家族・友達は住んでおらず。
１人時間、お母さん、社会での顔。
プライベートな私で「会話」する時間が
日常的に必要なんだなって知った。
私の役割のバランスが崩れると、
私自身のバランスが崩れることを知った。
私自身も転職に向けて準備したり
こうやって文章を書く事をしたり
ハンドメイドをしたり
やりたいこと・挑戦したいこと
いっぱいあったんだけど
なぜか全くやる気にならなかった。
日常の暮らしだけで気力を使い果たしてた。
時間はたくさんあるのに
やりたいことが思うようにできなくて
それが心の負荷になって
「やらなきゃいけないこと」
に転換されてしまって
プレッシャーになって余計手がつかず。
怠け者！自分に甘い！意気地なし！って
自分を責めちゃったりして。
あぁ、バランスを崩してただけなんだな。
そう落とし込めたら気がラクになった。
あとは、ある出来事をきっかけに
自分に課していた（目標としていた）
時間的制約による焦りから開放された。
その目標時期に対して
状況が追いついていない焦りと
現状のモヤモヤや違和感から早く開放されたい苦しみと。
焦らずゆっくりやっていけばいいんだ、
そう自分の中で納得できたら、
始めの一歩を軽快に踏み出せた。
時間的余裕×気持ち×私の状態×タイミング
すべてのバランスが大事なんだ。
焦らなくていい。静かに待つ時間も必要。
そして今、何の心のつかえもなく、
どんどんアイディアや活力が出て
今、こうやって文章を書いている。
やりたかったけどできなかったことが
どんどん行動に移せている。不思議だ。
今が始まりのタイミングだ。
やるぞ〜〜〜〜〜〜
